昨年の6月の日記で書いた「Aria Asia」のライヴに昨晩行ってきました。昨年はブレイク直後の頃でまだアコースティックデュオの形態でしたが今回はバンドでの演奏。YouTubeに以前から沢山アップされているので演奏自体は知っていたのですが今回は実験的な試みのワンマンライヴだとのこと。
さすがに待ち時間も含めて4時間近いスタンディングは足にかなりダメージがきましたがとても楽しめたライヴでした。演奏は19時過ぎから始まり休憩無しで21時45分ぐらいまでだったでしょうか。今回は多数のゲストが入りいろいろなユニットで演奏されたのでなかなか面白かったです。BGMには波の音、そして戦艦大和の逸話のナレーションが途中で入ったりします。ゲストの楽器奏者は入れ替わりでバグパイプ、ニ胡、キーボード、三線、ヴィブラフォン、和太鼓、ボーカルやDJのかたまで...途中ゲストボーカル曲の後に「カタカナ」というバンドが3曲演奏していました。このバンドもこれから活動拠点を沖縄に移すそうです。
曲目はいつもの代表曲に加えてヴィブラフォンをゲストに「ルパン三世」のテーマや、ロックメドレーの中には「雨上がりの夜空に」「少年時代」「イマジン」「死ぬのは奴らだ」を「カノンロック」に繋いだりしていました。琉球風のアレンジの曲やたてノリのロック、スローで聴かせる曲と変化にとんだステージはゲスト奏者とともに聴衆を飽きさせないよう工夫がみられます。個人的にはDJのサンプリングに興味津々(ちょっと長かったかな)でしたし、アンコールで満を持して登場の和太鼓とドラムのバトルも良かったですね。PAの状態は時々ヴァイオリンの音が小さくてバンドの音に負けてることがあったのがちょっとだけ気になりました。
約一年前は無料コンサートで10人ぐらいの前で演奏していたデュオでしたが、その後沖縄で精力的なライヴを続け一周りも二周りも大きくなってバンドとして帰ってきたという印象でした。今後はさらにメジャーになっていくような気がします。
Ariaさんはこのステージで4回ほどお色直しで衣装替え。沖縄や海外のSONYでCMにも出演しているそうなので今後はファッション誌等でモデルとしてもいい線行くのではないかとも思います。D・A・Iさんの黙々と弾くギター、ストイックでクールな感じもかっこよかったし、やっぱりバンドの要です。ベースのAcciはしゃべりもなんかおちゃめな若者ですが5弦ベースをしっかり刻んでたし、ドラムのDucciさんもビシビシとリズムを決めます。なかなかいいバンドですね。
アンコールも2回、(あれっ3回だったかな?)、最後はゲスト全員がステージに上がり会場全員でコーラスという趣向で盛り上げてくれました。
終了時はまさに足が棒になっていましたが機会があればまた見たいですし、今後も見守って行きたいバンドです。
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ARIA ASIA Live in 渋谷
9月9日(水)渋谷クワトロ 最近僕のブログを読んでくれていない○さんに 誘わ