4月16日の投稿「Our Day Will Come (続々)」に登場したデュオ “Al & Jet Loring”のことを書き留めていこうと思っている。そもそもアメリカでもマイナーなこのデュオのことを知っている日本人はいったい何人居るのだろう?最初に聴いた2010年頃はあまりネットに情報もなく書籍でも触れているものを見かけることはなかった。当時多少調べが…
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瞳を閉じて(荒井由実)のカヴァー曲
鈴木梨央、吉田羊のポカリスエットCMバージョン(2022) 鈴木梨央と吉田羊が荒井由実の「瞳を閉じて」をカヴァーしたポカリスエットのCMが6月4日より放送されている。ずいぶん懐かしい曲、松任谷由美が結婚する前の曲で二人とも生まれてないんじゃないだろうか?他のカヴァーも気になったので善村ゆう子バージョンとかも調べて自分のメモ代わりにまとめておこう。 荒井由実のオリジナルバージョン(1974) オリジ…
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Our Day Will Come (続々)
Our Day Will Comeの3回目です。今回は1969年1月発売のAl&Jet Loringのカヴァーバージョン。 このバージョンを初めて聴いたのは2010年頃で、たぶん”Lost Jukebox”シリーズか何かで聴いて気に入り、eBayで購入したんだと思います。このアレンジはオリジナルのバージョンには無い美しいイントロとコーラスから始まって、ちょっとハスキーなボー…
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Our Day Will Come (続)
前回の続きです。前回書きそびれたのですが作者はHilliard, Garson、Bob Hilliard(作詞)とMort Garson(作曲)のコンビです。二人の経歴等は英文のWikiを参照いただければと思います。このOur Day Will Comeという曲は星の数程カヴァーがあってとても紹介しきれるものではないのですが、自分にとって印象に残っているものをあと2曲程紹介したいと思います。まずは…
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Our Day Will Come
今日は4月1日、日本では年度の区切り初日、このブログも放置状態だったけど時間が少し自由になったこともあり、ゆっくり何か書いてくのもいいかななんて思いました。 もう10年以上前に調べまくったネタが棚上げになってたのでそれをまずは書いていこうと思います。今日は導入部で記事タイトルの「Our Day Will Come」という曲、邦題は「燃ゆる初恋」。最初に聴いたのはカーペンターズのバージョンでした。1…
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和製洋楽ポップスカヴァーの楽しみ(2)
昨晩夜更かししてチャンネルを変えたらなにやら古めかしいドラマをやっていた。堀ちえみや伊藤かずえ、松村雄基なんかが出ている。大映ドラマってやつか。 っでオープニングが始まった。あれれ、聴いたことあるイントロ。まさか日本語歌詞かと思ったら案の定日本語。 オリビア・ニュートンジョンの「そよ風の誘惑(Have You Never Been Mellow)」のカヴァーだね。堀ちえみかなと思ってずっと見てたら…
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和製洋楽ポップスカヴァーの楽しみ
なんか音楽ネタが沢山出てきたので数年ぶりに日記に。 ニコ動はTwitterやつぶやきだとアカウント無いと見れないけどmixi日記だと直接見れるのか? 和製洋楽ポップスカヴァーの楽しみ、いろいろあると思うのだが あの人がこんな曲カヴァーしてるのかぁ 日本語詞が面白いな 破壊力満点、すげえインパクト 結構かっこいいアレンジじゃん って感じかね。 主に70年前半の洋楽カヴァーを集めようかと思ってるんだけ…
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謎の英国Popバンド「SILK」
ロジャー・ニコルスのカヴァーを蒐集しはじめて何年にもなる。知らないバンドやシンガーの曲をeBay他で輸入購入するのだが時々興味深いグループに出合ったりするのがまた楽しい。 今回は全く知らないSILKなるバンドが「I Won’t Last A Day Without You」のカヴァーを1972年に発表していた。一応シンコーミュージックのソフトロック本の132ページに載ってるが殆ど情報は…
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「Superstar/Groupie」(その3)
「スーパースター」の3回目。1ヶ月も間が空いたにはそれなりの訳があるのですが... まずはこのカヴァーを聴いてみてほしいのです。 曲のアレンジからはカーペンターズでのヒット1971年以後から1975年4月より前の録音と思われます。なんということだ!これはもう少し歴史の勉強をしなければならない。そうしないと続きが書けそうにないですよ。 結論から言ってしまうとこの「スーパースター」はクメール語で歌われ…
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「Superstar/Groupie」(その2)
昨日に続き「スーパースター」の2回目です。 今回は最も有名なカーペンターズのバージョンについてです。この曲はそもそもオリジナルのデラニー&ボニー盤のタイトルがGroupieであったようにグルーピー(今で言うおっかけ、クリックするとWikiへ)から見たロックスターへの偏執愛?を歌ったもの。 きわどい歌詞としては2番の And I can hardly waitTo sleep with you ag…