泉田エミイの音源は2023年10月時点で9曲が発見されています。ただし情報が非常に少なく、まとまったサイトもありません。9曲はいずれもCD化されておらず収集は極めて困難と言わざるを得ません。筆者は10年ほどかけて何とか収集できたのでその過程も含め残しておくことにしました。結論のみ知りたい場合は”まとめ”に飛ぶことをお勧めします。 泉田エミイの名前を知ったのはたぶん10年位前、ソフトロック・ドライヴ…
- カテゴリー別アーカイブ マルの音楽遍歴
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Al & Jet Loring (1)
4月16日の投稿「Our Day Will Come (続々)」に登場したデュオ “Al & Jet Loring”のことを書き留めていこうと思っている。そもそもアメリカでもマイナーなこのデュオのことを知っている日本人はいったい何人居るのだろう?最初に聴いた2010年頃はあまりネットに情報もなく書籍でも触れているものを見かけることはなかった。当時多少調べが…
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キエフ・バレエ・ガラ 2022
7月18日(月祝:海の日)の公演に行ってきた。そもそもバレエに詳しいわけではないので何が書けるのか自分でもわからない。じゃあ何で行ったの?ってとこから始めてみるかな。 いくつかの事が自分の中で重なったのが今回チケットを買った理由なのだけど、頑張っているある夢織人の若者との会話がトリガになっている。 僕の嫁は若くして亡くなっていて、以来自分では特に意識はしてなかったけど心のどこかで思い出すのを封印し…
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父がブラジルで買ってきたレコード
写真のLPレコード、僕の父がブラジル出張に行ったときに持ち帰ったものだ。盤を見ると “ACABOU CHORARE” “OS NOVOS BAIANOS” と書かれている。アルバム名とアーティスト名かな。レコード番号は “SSIG-6004” レーベルは “SOM LIVRE” 1972年の…
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Our Day Will Come (続々)
Our Day Will Comeの3回目です。今回は1969年1月発売のAl&Jet Loringのカヴァーバージョン。 このバージョンを初めて聴いたのは2010年頃で、たぶん”Lost Jukebox”シリーズか何かで聴いて気に入り、eBayで購入したんだと思います。このアレンジはオリジナルのバージョンには無い美しいイントロとコーラスから始まって、ちょっとハスキーなボー…
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Our Day Will Come (続)
前回の続きです。前回書きそびれたのですが作者はHilliard, Garson、Bob Hilliard(作詞)とMort Garson(作曲)のコンビです。二人の経歴等は英文のWikiを参照いただければと思います。このOur Day Will Comeという曲は星の数程カヴァーがあってとても紹介しきれるものではないのですが、自分にとって印象に残っているものをあと2曲程紹介したいと思います。まずは…
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Our Day Will Come
今日は4月1日、日本では年度の区切り初日、このブログも放置状態だったけど時間が少し自由になったこともあり、ゆっくり何か書いてくのもいいかななんて思いました。 もう10年以上前に調べまくったネタが棚上げになってたのでそれをまずは書いていこうと思います。今日は導入部で記事タイトルの「Our Day Will Come」という曲、邦題は「燃ゆる初恋」。最初に聴いたのはカーペンターズのバージョンでした。1…
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チャイコフスキー「くるみ割り人形」
クリスマスの時期になるとチャイコフスキーの「くるみ割り人形」を聴く機会がなんとなく増える気がする。音楽仲間にはクラッシクにも強い友人が多いのだけど、自分は殆どクラッシックを聴かない人である。そんな自分でも数枚のクラッシックCDは持っている。その中の一枚だ。このCDも棚の奥のほうで眠っていたのだけど久しぶりに聴いてみることにした。 このCDを思い出させてくれたのはアマオケでヴィオリンを弾く友人だ。先…
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Art Garfunkel 『Angel Clare』
mixiの2005年の日記にも書きましたが改めて書き直してみます。当時日記のタイトルは『青春の旅路』にしていましたが、今回日記のタイトルにしたアート・ガーファンクルの初ソロ「天使の歌声(Angel Clare)」は名盤でした。選曲も今までのS&Gのイメージを崩さないように充分意識されているし、中でもA面トップでポ-ル・ウィリアムス/ロジャー・ニコルス作の「青春の旅路(Traveling Boy)」…