2006本牧ジャズ祭

今年も本牧ジャズ祭に行ってきた。今年で26回目だそうなので管理人が学生の時からずっと続いている。今日は学生時代の友人と一緒だったのだが昼間っからビールを飲みながらジャズを聴くのはなかなか気持ちが良い。そもそもこのイベントはかなりオープンな感じでバーベキューはできるし、ステージ前にはスタンディング・ゾーンもあるし煙草も喫煙所に行かなくても吸えてしまう。ゆったりした感じのイベントで家族連れや小さな子供まで一緒に楽しめるのである。ステージ前で踊るも良し、ピクニック気分でバーベキューも良し、お酒を飲んで寝るのも良し、ビーチサンダル飛ばし大会に参加するのも良しだ。

本牧ジャズ祭 ホームページ

今日の管理人はというと家を9時過ぎに出て根岸までおよそ1時間30分、マックで朝食をとってから駅前の東急ストアでつまみとビールの買出し。12時の開場に並ぶといったスケジュール。

ステージは最初が東京ブラススタイルという平均年齢23歳の女性ばかりのビッグ・バンドだった。曲目はアニメソングをビッグ・バンド・ジャズにアレンジしたもので鉄腕アトム、宇宙戦艦ヤマト、ガッチャマン、はじめてのチュー(奇天烈大百科)、ひみつのアッコちゃん、アンパンマンのマーチ、檄!帝国華撃団(さくら大戦)、エイト・マンといった知ってる曲ばかり。コスチュームも奇抜だし面白かった。ビールをがんがん飲んでしまった。本当は太陽がさんさんと照る中で汗をかきながらが良かったんだけど、まあ雨にならなくて良かったかな。

東京ブラススタイル オフィシャル ホームページ

続いては中路英明オバタラ。ギターはパット・メセニーのようなギター・シンセを弾いていたな。全体的にはラテンのノリで管理人の好きな音。ステージ前で思いっきり踊って汗だく状態だった。観客の年齢層も若い人から自分より歳をとったおっさんもいるし踊りまくっていてもあまり気にはならない。去年のほうがラテン系のバンドが多かったので今年は少し踊り足りなかったかな。もし9年ぐらい前に来ていたらきっと子供を肩車をしてステージ前で踊ったに違いない。

太田剣”Swingroove”は女性に大人気。お洒落で骨太な感じの曲が続き、車のCMの曲や平井賢の曲まで幅広い演奏だった。ケニーGを思いっきり骨太にした感じと言えば判るかなぁ?

お次はSUITE VOICEという女性4人のコーラス。ハーモニーがとても良かった。特にマンハッタン・トランスファーのアレンジャーがアレンジしたという曲をアカペラでやったのだが、こいつがたまらなく良かったです。

さてその次はNY在住のベーシスト塩田哲嗣を中心にスカパラのメンバーやキーボードのクリヤマコトも参加しているMusic of SFKUaNK!!の演奏。結構ハードな感じの曲で観客を沸かせていた。管理人はちょっと酔い覚ましに休憩を挟んで公園へ散歩に行ってきた。お酒も入ってまったりである。

ラストはバカボン鈴木SESSION。本田雅人のsaxの他にゲストでやはりsaxの坂田明が登場。バカボンといい坂田といい風貌だけでも独特のものがあるがこのバンドの音は強烈。ベースはチョッパーをやったりファズがかかってギターかと思うような音まで出すし坂田のsaxも高音で脳みそ破壊フレーズをかもしだす。しかも歌まで歌うし...ステージ前はすごい状況で少しだけ踊りに行ってきました。アンコールがまたえっ?という曲で「LaLa Means I Love You」をバカボンのボーカルで...えぇえぇもちろん皆で一緒に歌いましたとも。この曲は昔山下達郎のカバーで知ったのだけどいい曲だよね。68年のDelfonicsがオリジナルのスィートソウルの名曲です。

終わったのは19時半ぐらいだったかな。今年の夏も終わっちゃったね....

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