『I Fell』は1968年のロジャー・ニコルスとポール・ウィリアムスの黄金コンビによる作品。管理人もロジャニコ作品の中ではかなり上位に位置するお気に入りのもの。当時は『The Four King Cousins』のみでカヴァーは無かったのですが、2006年に『Brian Gari』によってカヴァーされています。どちらも以前日記にしていますのでそちらを参照いただければと思います。『The Four King Cousins』については2007年3月18日の日記、『Brian Gari』は2008年1月13日の日記です。
音源情報です。
・The Four King Cousins 「Introducing…The Four King Cousins」 (Capitol 2990)
既に過去何度かCD化されていて紙ジャケのものも出ています。当時のLPではB面のラストに収められた「I Fell」、印象的なピアノのイントロ、コーラス、ラストのコーラスの盛り上がりなんか最高だと思います。他にもロジャニコの「Love So Fine」やバカラック、ビートルズ、モンキーズのカヴァーも入っていてまるまる1枚楽しめます。
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写真のアルバムは1993年にM&Mから出ていたコンピレーションアルバム『The Melody Goes On Volume 1』(MMCD 1005)。ここでも上記のThe Four King Cousinsのロジャニコ作品2曲が聴ける他に、The Four Fuller Brothersの「Bitter Honney」やRoger Nichols Trioも数曲入ってますし、その他にもレアなソフト・ロック曲が収録されています。
・Brian Gari 「Gari Sings Roger Nichols & Paul Williams」 (Original Cast Record)
2006年のブライアン・ガリのアルバムです。まるまる1枚ロジャー・ニコルスの曲が聴けます。選曲の中にはロジャーの未発表作品まで収められていてなかなかのマニアックさが感じられます。
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