ラヴィング・ユー

久しぶりにミニー・リパートンの「ラヴィング・ユー」を聴いている。昨日は友人宅にエレアコを持ち込み気ままにギターを弾いていたのだがやはりこの曲が思わず出てきてしまった。あっ、やっぱり俺この曲がとても好きなんだなって再認識してしまった。

そもそもこの曲のコード進行Dmaj7→C#m7→Bm7→Amaj7のメロディがまずとてつもなく心地良くて好きなのだ。このコード進行で他の曲だとキーは違うがスマップ「ライオン・ハート」、パティ・オースチン「セイ・ユー・ラヴ・ミー」、ケニー・ロギンス「セレブレイト・ミー・ホーム」等があるがどれも好きである。

この曲がヒットしたのは1975年3月、管理人がまだ全米Top40を毎週聴いていた頃である。ラジオから聴こえる美しいエレピとガットギターのメロディと5オクターブの歌声が気に入り写真のシングルを買ったのである。歌詞もまたすごい究極のラヴ・ソング。夫のリチャード・ランドルフとミニーの共作なのでお互いを想って作ったのだろう。

この曲を聴くとたまに涙が出ることがある。それはきっとこの大ヒット後の彼女の人生に共感するところがあるからだと思うし管理人の連れ合いが同じような歳で同じような病気で亡くなっているからかもしれない。彼女はその後乳がんにかかり、その事実を公表し強く前向きに生きていたのだが79年7月に再発により31歳の若さで亡くなってしまうのである。このあたりの話はとても読み応えのあるサイトを見つけたので紹介しておこう。とても僕にはこんなすごい文章は書けない。

http://www.soulsearchin.com/soulsearchin/6.html
このサイトは後に「ミニー・リパートン物語」として製本化されたようで現在は電子書籍で読めるようです。(2022/07/10追記)

さて、歌詞もStay with me we while we grow oldなんてのが入っているけどやっぱり今聴くとぐっとくるなぁ。Maya、Mayaとアドリブで歌ってるのもきっと彼女たちの娘の名前なんじゃないかな。

それにしても名曲だと思う。夏休みも今日で終わりだしこの曲の入っているCDを買いに行こうかな。