6月6日にビリーが亡くなった。59歳、腎移植手術が失敗し2005年11月から意識不明の状態が続いていたようだ。まだ若いのに....
mixi日記にも書いたのだがビリーは大好きなアーティストの1人なのでやっぱりこっちにも書いておこう。
彼を最初に知ったのはビートルズの映画「Let It Be」だった。やたらのりのりでピアノを弾く姿が新鮮だったのを覚えている。次に観たのはジョージ・ハリソンの映画「バングラデシュ・コンサート」でのことだ。この中で彼の歌う「神の掟」というゴスペル・タッチの曲がいたく気に入りシングル盤をかなり探しまくった想い出がある。バングラデシュのライヴ盤のTakeよりもスタジオ録音のシングル盤のほうがだんぜんかっこよく、後半のビルのオルガンとエリック・クラプトンのギターの掛け合いがたまらない。
その後、西新宿のえとせとらレコードでもっと若い彼のLPを見つけたが高くてとうとう買うことはなかった。確か彼が16歳ぐらいのときに作成したオルガンアルバムだったはず。管理人が黒人の音楽に少し興味を持ったのも彼がいたからなのだがA&Mレコードでのアルバムも中古で何枚か聴いたし、中でも名曲「ユー・アー・ソー・ビューティフル」「ナッシング・フロム・ナッシング」の入った名盤「キッズ・アンド・ミー」は先にシングル盤をリアルタイムで買っていたのでお気に入りの一枚となっていた。
ジョージの参加しているA&Mのファースト「シンプル・ソング」も好きだったな。74年のジョージのUSツアーでは主役のジョージを喰うほどの喝采をあびていたし、この頃が彼の頂点だったのだろう。 ストーンズの前座で演奏した曲を集めたライブ盤が出たのもこの頃だがCD化されたものとは曲が違うらしく当事買っておけばよかったなと思うが後の祭りである。これに収められた「神の掟」ではクラプトンの代わりにキース・リチャーズのギターが聴ける。アップルでの2枚のアルバムももちろんCD化のときに即買い。
A&Mのものも是非全てCD化してほしい。ジョー・コッカーやキング・カーティスのアルバムでももう一人の僕の大好きなキーボード奏者のリチャード・ティー(故人)と共にオルガンとピアノのクレジットがあって嬉しかったこともあった、 リンゴ・スターのオール・スター・バンドにも参加してたなぁ。A&M以後80年代の彼はあんまりぱっとせずモータウンでのシリータとのデュオが少し話題になった程度と記憶している。ここ10年ぐらいは時々大物のバックにキーボードで参加したりしていたらしく、ストーンズやクラプトンのアルバムにクレジットがあったりする。彼の最近の映像だとエリック・クラプトンの「ワン・モア・カー、ワン・モア・ライダー、ライヴ・イン・LA2001」や2002年のジョージ・ハリソン追悼コンサート「コンサート・フォー・ジョージ」、2005年の「コンサート・フォー・バングラデシュ」ボーナス映像で元気な姿を見ることができる。長々と書いてしまったが本当に彼の想い出は尽きない。
マルコーニさん、初めまして。
神○3年8組から来ました。
ネットではtutyかJPのHNなので、こちらではJPにします。
ビリー・プレストン>ビートルズファンの私にとっては、映画「Let It BE」
70年代前半「Will It Go Round In Circle」「Nothing From Nothing」の全米№1
そして、最後に見た「Concert For George」での雄姿が目について離れません。
もう一度ビートルズ+1で「Get Back」演奏してほしかったです。
JPさん、コメントありがとうございます。ちょっと拝見させていただきましたがJPさんのホームページも充実していますね。これからもよろしくです。