怪人二十面相(1)

小学生の頃に江戸川乱歩の少年探偵団シリーズにはまりました。最近深夜に「二十面相の娘」ってアニメやってるけど結構面白い。そんなこんなで、昨日は雨も降るし二十面相でネット検索なんかしてみました。(画像はネットでの拾い物です。)

小学校の図書館にはポプラ社の名探偵シリーズ、少年探偵シリーズ(江戸川乱歩)、名探偵ホームズ全集(山中峰太郎)、怪盗ルパン全集(南洋一郎)、偕成社のジュニア探偵小説シリーズなんかが置いてありいつもわくわくしながら読んだものです。タイトルも並べてみるとかなり怪しいですね。挿絵や装丁も雰囲気が出ていて当時はちょっと怖かったりもしました。

ホームズやルパンも好きでしたがどちらかというと二十面相の出てくる少年探偵シリーズがお気に入りで初期の全15巻は全冊買ってもらっていました。後に巻数が増え26巻に、さらに名探偵シリーズに収められたものも追加されて全46卷の江戸川乱歩全集になって行きますがその頃は僕の弟がはまっていた時期となります。

少年探偵江戸川乱歩シリーズ(ポプラ社)

1 怪人二十面相
2 妖怪博士
3 少年探偵団
4 青銅の魔人
5 大金塊
6 透明怪人
7 怪奇四十面相
8 地底の魔術王
9 電人M
10 宇宙怪人
11 奇面城の秘密
12 黄金豹
13 サーカスの怪人
14 夜光人間
15 塔上の奇術師

16巻以降はリンク先のアルバムを参照ください。

それと名探偵シリーズに収められた乱歩も何冊か持っていたと思います。学校ではそれ以外のものを図書室で借りて読みましたが海野十三や横溝正史は安心して読める乱歩と違ってより怖かった感じでした。

名探偵シリーズ(全15巻)ポプラ社

偕成社のジュニア探偵小説シリーズは横溝正史の大迷宮、柴田錬三郎の怪盗紳士を持っていました。大迷宮は表紙からして怖かったのを覚えています。

ジュニア探偵小説シリーズ(全26巻)偕成社

ホームズは主に学校で借りて読んだように思います。たぶん表紙絵の記憶からポプラ社版だと思うのですが定かではありません。ポプラ社版の表紙は僕らの時代は下のもののはずです。

名探偵ホームズ全集(全20巻)ポプラ社 訳:山中 峯太郎

ホームズはポプラ社版の他には偕成社版も出ていました。偕成社版はあまり記憶にないのですが、翻訳は卷毎に複数名で分担されています。

名探偵ホームズ(全22卷)偕成社

ルパンも図書室とかで読んだりしましたがあまり記憶には残っていませんね。ホームズもルパンも共に1~2冊ぐらいは持ってたと思うのですが。

怪盗ルパン全集(全30卷)ポプラ社 訳:南 洋一郎

南洋一郎版のルパンは下記のサイトが参考になります。
 http://www2s.biglobe.ne.jp/~tetuya/lupin/minami/minami1.html
 http://www2s.biglobe.ne.jp/~tetuya/lupin/minami/minami2.html
 http://www2s.biglobe.ne.jp/~tetuya/lupin/minami/minami3.html

それぞれの懐かしい表紙を取り上げましたが挿絵のサイトを見つけました。
・懐かしい挿し絵の世界
 http://otokonokimono.style.coocan.jp/7/s1.html
それぞれの画像を見るだけでも懐かしさに浸れますね。